11.28.2009

神田のビルで

今年の頭ぐらいに、「study in green」という本を見て、
その本の美しさにくらくらした。
芝生とか毛とか、緑色ものが、脈絡があるようなないような、
絶妙なバランスで配置された作品。
甘さと辛さの塩梅もまた絶妙で少女らしさと大人らしさの両方がおさまっていて、
手作業のもたもたがばすっとそぎ落とされた繊細で洗練された作品。
本としてもすごく美しくて、うっとりした。

そうして、昨日、その勝本みつるさんという作家の展示が神田であると、
教えてもらい、いそいそと出かけた。
ちょっと緊張する、レトロなビルの上がギャラリー。
ドアをあけると、拍子抜けするぐらいカジュアルにずらっと作品がならんでいた。
本の中で見た世界が目の前にして胸が高鳴る。
作品は嬉しいことにその場で買って帰れるというので、
小さな箱を、自分用と友達用に購入。
そうすると、その分だけ作品の数が減るので、
なんだか自分がすごく下品に思えて(同じの2個っていうのが特に)
うつむきがちにギャラリーを出る。
買ってしまって悪いような気分、なんてなかなかなるものじゃないなあ、
よいものを目の前にすると、謙虚になるのかしら。

この日は見るものざんまいで、

シアタープロダクツの夜のセールに行く。
表参道に本店が出来たんだなあ、売れてるなあ。
ついロゴ入りの鞄を購入。あとで見たらちょっと恥ずかしいような。

恵比寿のリムアートで、ko'da styleという帆布の鞄を作っている方の展示に、
作家の方と知りあいという友達に連れて行ってもらい、いろいろ興味深い話を伺い、また鞄を注文。
すべて本人が縫っているとのこと!半年待ちということだったけれど、もう、いくらでも待ちますよという気分、すごいなあ。

CLASKAの夜のフリマに行く。
おしゃれフリマ、で、見るだけでも楽しい。(それまでに大概買い物をしすぎてるので買い物自粛)
誰か知ってる人に会いそうな気配をかんじたら、ほんとに、お世話になってるブランドのデザイナーの方に会う。
上の階もおもしろくなってて、ネットとかで見て気になってた作品もちらほら見れた。


黄土色っぽい四角は、郵便ポスト!

11.26.2009

内


築30年の今の家、
雨戸が、家についてるレールとサイズがあってなくて、
あとトイレの水がとまりにくくなってたのを、
いつ電話しようかとさんざんうじうじしたあげく
ようやく先週不動産屋さんに電話したら、翌日大家さんからOKが出て、
もうそっこう、今週のあたまには直った。
まったく、わたしのうじうじとくらべて、世の中のスピードはなんとはやいことか。

はやいといえば、工務店の人は2カ所を40分で直していった。
プロはやっぱりスピードが違う。
お茶も飲まずにさーと帰っていかれた、かっこいいです。

せめてお礼はすばやく、と、翌日、お礼のはがきを大家さんに送った。
勝手だけれども、勝手に清々しいきもち。
お礼は先方にとってももちろん、自分にとってもすばやくに限るなあ、
と、今後の為にも記録。

あと、差出人は夫の代理で妻が書いたときは、「内」ってつける。
これもすぐ忘れるから記録。

11.25.2009

家の近くの洋裁店

ボタンホールをちゃんとあけよう、と店を探す。
今まで使ってた都内の店は家から遠すぎるので。

そもそもボタンホール屋さんって普通にあるものなのかと思ったら、
どうもお直し屋さんであけてくれるところもあるらしい。
と知り、楽しくなったのは、近所の「ソーイング」の看板をかかげたお店、
あそこでボタンホールあけれたら、
ちょっとしたsneeuw工場地帯じゃんと妄想が膨らんだため。

いそいそと、徒歩30秒のそこへ、失礼ながら半部屋着で伺いドアをたたく。
「ボタンホールあけられますか?」
「手かがりになるよー」
「!」
それはちょっと高級すぎるし申し訳ないので工場地帯の夢ははかなく散ったとさ。

だけれども、ずっと気になっていた店内を見れた。
テーブルが3つ。
うちにあるようなのと同じミシンが2つ。
壁際にきれいに糸がずらり。
まんなかにおじさんがひとり。
うちににてるけれど、なんかちがう、もっといいかんじ。

すぐ近くに、おんなじような仕事を(はるかに腕はいいとおもうけれど)
こんなかわいい部屋でやってる人がいるんだなあと思うと、
妙に励みになるなあ。

ちなみに、ちょっと遠いけれど、あけてくれる店は見つかりました。明日ちゃりでゆく。

知らなかった、さすがユザワヤ、ユザワヤオリジナルの糸というのがあるのね。(まあたぶん中身はいっしょなんだろうが)


刹那(というとかっこいい)


今日の夜は冬瓜のスープを作ろうと思ってたのに、
冬瓜を切って鍋に入れた瞬間にはもう忘れて煮物の味付けと水の分量で落としぶたしていた。
途中でそうだこれはスープだった、
今作ってる鶏のミートボールがいれらんない、
と、水を足してスープらしくして、と、結果的にはだいじょぶだったんだけど、
ほんとにうっかりが多すぎて自分で恐ろしい。
台所でやかんをセットして二階にいくと、ほぼ必ず忘れて、空焚きするので、
最近はそうしない。

これは物忘れの話だけれども、
ちょうど今日あった友達と脳とか思考の話をして、おもしろかったのだけれど、
私のあたまは、瞬間瞬間でものごとを処理しがちで
時間軸を処理するのが苦手なんじゃないかという話になり、
(そういや前も、dynamicとstaticが云々、と書いたことがあるから、私の中で気になり続けてるテーマなんだな)
これは欠陥なんじゃないかともおもうけれど、
ここは開き直って、特徴ということにすると、なんだかかっこいいかもね、とか思ったり。
作る服も、なんだか平面的で、ぱっとみてわかるかんじ、とか。
つなげて考えるとおもしろい。

でも空焚きはまずい。気をつけなきゃね。


先日の干し大根、塩をしてごま油をひいて焼いただけでおいしかった。
写真を撮ろうと思ったときにはもうだいぶなくなってた。

11.23.2009

ともちゃん マイケル


おうち訪問交換会、こんどはともちゃんがはるばる我が家に。

張り切りすぎて、すみずみまで片付けたくなって、絶対ともちゃん見たりしないであろう
引き出しのなかまで片付けたりして、最後時間切れになり、慌てて自転車こいだせいでケーキが傾いた。

もちよったおいしいものをはさんで座っておしゃべり。

ともちゃんの作品のポートフォリオを見せてもらう。
カバーがすでにともちゃんの刺繍の作品になっていて、
はじめて作品を手で触って、ぞわーって感動した。
びっくりするぐらい緻密で繊細なんだけど迫力があって、そしてとてもかわいい。
線の雰囲気と色がほんとうにセンスが良い。
作品を一枚オーダーさせてもらった、ともちゃんのきれいで不思議な世界がわが家に!

ともちゃんはするどくて、我が家のものの選び方はすごーく地味なこだわりかたなのに、
ともちゃんは、ひょい、ひょい、と、
ホームセンターで買ったけれどなにげに気に入っている皮むき器、
とか、
同じくOKストアでちょう安かったけれども、実は探しに探した結果それにしたティーポット、
とかそういうのを見つけて、いいね、といってくれる。
鋭い、さすがアーティスト。
そんで、ほめられて嬉しい。褒められてがんばるタイプ、よし家をよくしようと思う。


昨夜は、ついに、THIS IS ITを観に行く。
あまりにもいい、いい、と聞きすぎていて、
これは感動しないとまずいよね、とへんなプレッシャーを感じつつみたら、
あっさり、なんの心配もいらず、ちゃんとすばらしかった。
特にHuman Natureを唄うマイケルがほんとにすごくて泣きそうになった。

マイケルのある意味自我のなさというか、ほんとにファンをよろこばせる、それだけを
考えて、努力を重ねている姿が衝撃的だった。
もう、ひとりの人間という枠を超えて、
みんなのためのマイケルというものでありつづけることを当然のこととして受け止めて、やりとげている、というか、
なんだか肉体をもった人間じゃないみたいだった。
さかんにマイケルが、loveということばを言うのが、よーく納得がいった。
誰かの自分の間の垣根のなさがloveかな。
ほんとにいいものって、嗜好とか超えてすばらしいんだなあ。

めったに映画見ないけれど、これはほんとに観に行ってよかった。

11.22.2009

80s

朝8時半に髪をカットして、夜9時にパーマをかける、という、
知りあいの美容師のカットモデルにつきあうことにしたので、
(ついこないだひさしぶりにパーマかけたのに。
 自分の、まあいいか、な流されがちっぷりは、なかなかのものです。)
昨日はいちにちが長かった。ずいぶん服も人も見た。

お店出るときは自分的にはかわいくしてもらったーと満足してたのだけれど、
家帰ったら友達が来てて、ズラっぽいと言われ、
さらに、さっき起きて自分の頭を見ると80sだった。
っていうか、シティーハンターの香だった。

大きい肩パットやら、ケミカルジーンズやら
80sは恥ずかしい時代として言われ続けてきたのに、
この1,2年、そんなことわすれたように、か、
ギャグまじりなのか、それかもはや80sを知らないのか、
街行く人がふつうに80sで、すごいことです。

そして、私の頭にもその余波が。
sneeuwの服が似合いません。どうしよう。

しかしなんとか年代風、とふりかえるけれど、90年代以降って、
あとから振り返るとどんな年代だったのか、なんか特徴あるのかしらん。
なにかのアレンジじゃなくて、新しいデザインがうまれてた、80年代までって
尊敬すべしだなあ。


たっぷり時間があったので相当歩いた。
普段ちょっとめんどくさくて行くのあきらめがちなビルの上の古着屋とかまで丹念に。
あと、こないだすごいDMもらった靴の展示会にも行って、
すごくちゃんと作られた感じのレースアップシューズを注文。
春が楽しみ。

11.20.2009

冬の合図

洗面所の液体石けんが冬をおしらせ。
この石けん、元々は蜂蜜みたいなようすなのだけど、寒くなると急に白く濁る。

ちょうど一年前ぐらいに寒い日に引っ越しで、
新しい家で荷物を開けたらこ石けんが濁ってた。
振動で泡が出たのかと思ったら、結局濁ったままで、そのまま冬が過ぎて、
春が来たら、また透明になった。
またあたたかくなるまでしばしのあいだ仮の姿でおつきあい。

しかし、これ、寒いところで使ってると、むしろ、夏に、
あれ!透明になった、ということになるのだろうか。
そしてそこには、「夏が来ました。石けんが透明です」ってブログに書いてる30女がいるかもしれない。

今日はとっても気持ちがよい天気なので、
はやりにのって、野菜を干している。