土とか

２年半前に引っ越して以来ずっと目の前は空き地で、

そのうち家でも建つのかしらと思っていたら、

いつのまにか草が抜かれてたがやされて、あらあらと思ってて、

ある日ドアをあけたら畑になっていた。

家が建つ場所と畑にする場所の土はなんだか別物みたいな気が

してたのだけれど、そうじゃなかったのか。

その土地を持ってる人はこの辺り一帯の地主さんのようで、

普段はその隣にある大きな畑でいろいろ育ててる。

地主さんから見たらこの辺はどこも、元畑、かつ、また畑、に
見えるのかもしれない。
戦時中、校庭で野菜を育てた、という話を思い出す。


数日前畝の上を覆っていたビニールが取り外されて、
見たら、ずいぶん立派にかぼちゃ的ななにかが育っていた。
地面だと思っていたところから短い期間で、
こんなりっぱに食べ物の気配を感じると、
そうか、自分が食べてるものは土から生まれるんだな、
自分は土から出来てるのか、という、なんだかちょっとわかったような気持ちになる。
しかしすこし前なら、ただただ、なるほどなあとじんわり楽しく感じればよかったそんな話も、
今はいろんな連想とか不安がセット。
今日で２ヶ月、あの前と後で、変わってしまった。


暗い話がしたかったわけじゃなくて、ドアをあけたら畑な新鮮さを書きたかったんだけど。

これはなんだろうか

週末claskaのDOでやってる奈良くるみの木展、というので、瓶をサイズ違いで３つ買った。

実験室で使う的な瓶。

展示会でもらった花がまさかのまだ元気、というか、むしろ根が生えて

育ち始めている。

iPhoneのinstagramでとるとなんでもそれらしく見えてしまい、甘えてしまうので、
普通のデジカメをまた使うことにした。