10.12.2010

zine picnic

撮影が終わって、ちょっと人心地というか一息ついてしまってる。
展示会まであと6日。ダッシュする前の体力補充ということで。


昨日はzine picnicに。


8月に3331のART BOOK FAIRで写真を見て感動して日記に書いた
中山淳一さん、その後つながれてやりとりできるようになった。
好きなモノは好き、と公言するものだなあと思う。
(つないでくださったcoppiさんありがとう!)
そして、中山さんがzine picnicに参加されるというので昨日お邪魔した。


会えるかしらとそわそわ歩いてたら意外にスムースに中山さんのお店?にたどり着く。
100円ショップで買ったという水鉄砲とかゴムボールにならんで、
写真集。
ものすごく綺麗で鮮やかな絵のような写真のような。


全部、水鉄砲とかそういう身近なものの一部。
上の写真のも、水鉄砲なのだそうだ。


グレーと微妙に色が変わっていく鮮やかなブルーのしましまが実は雲形定規だったり、
モヤモヤと消え入りそうな水玉がジェルパッドだったり。
まず、ぱっとみて理屈抜きに綺麗だなあというのがあって、
そこからさらにそれがなんなのかを説明されて、びっくりしたりおもしろくなったりという、
2重構造。


びっくりすることにカメラは、すごく特別なカメラというわけじゃなくて、
その場でみせてもらってびっくりしたのだけれど、小さなサイバーショットだった。
撮ったあとの画像を加工したりしてないそう。


もらった名刺の肩書きも「撮影者」
カメラマンでもアーティストでもなくて。
淡々とした乾いた響きがいいなあとおもう。
そこにあるものを撮って見せてる、という、こねくり回したりしない感じが。


身近なものからこんな綺麗なものが生まれてくるというのがすごいとおもうし
そしてそういうのすごく好きだなあと思う。
何かを作るために遠くに出かけたり、特別なものを取り寄せたり、
というのも1つのやり方だと思うけれど、
私は、身近なものが捉え方をかえることで、新鮮に感じられたりおもしろくなったりする、
というほうが好きだ。
(この感覚は10年くらい前にdroogをみて衝撃を受けて以来持ち続けてる。
droogと中山さんは繋がる気がする。勝手に。)


中山さんには実は、sneeuwの鞄を買っていただいている。
めちゃめちゃ嬉しい。
色の好みが、どうも似てるところがあるようで、それも嬉しい。
同い年だし。
作ってるものでこうやって繋がれるって、ちょっと前までは夢だったのにな。嬉しいこと。


zine picnicというか中山さんの話になってしまった。
イベント自体も、天気の良い祝日の代々木公園も、よかった。
週末自転車で代々木公園にこれるぐらいの場所に引っ越したくなった。



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