「ベンダ・ビリリ!〜もう一つのキンシャサの奇跡」
コンゴの、車椅子や松葉杖で生活する人たちのバンドのドキュメンタリー。
フランスの映像作家が彼らと出会い、
彼らがヨーロッパの音楽フェスで大成功するまでの5年間のはなし。
全体を通して、今の私の暮らす環境との違い、考え方の違いに圧倒され、
そしてなにより音楽の素晴らしさに感動した。
映画のあとに、JICAでコンゴに駐在していた方の講演もきけたので
それもふまえると、コンゴの生活は相当にすごい。
秩序というものがなくて(車が通れる道もほとんどない、警察もむちゃくちゃ)
特に路上で暮らす人々や体に障害を持った人たちは、相当にタフに生きなければいけない環境。
でも映画に出てくるミュージシャンたちは、力強く、たのしげに、
「人間に再起不能はない 幸運は突然訪れる」
と唄う。そしてその音楽が相当かっこいい。
とにかくストレート、歌詞も、演奏したり歌ったり踊ってる様子も、まっすぐで、
余計な自己表現が云々、とか、こむずかしいことなんか関係ないといったかんじで、
とにかく自分たちのこと、考えてることを言葉にして、音にしてるというのが伝わってきた。
ベンダ・ビリリとは、外見を剥ぎ取れ、内面を見よ、という意味だそう。
たしかに、途中から車椅子のことなんか忘れて観てた。
予告編や実際のベンダ・ビリリのライブの映像を見るだけでもすごさは伝わるかも。
とにかく音楽がすばらしい。
あと出てくる洋服の生地がかわいかったのも、自分的にはすごく気に入ったところ。
seikoちゃん元気?
返信削除タイトル見てビックリ!
今度10月にいわきでライブするんだよ!しかもそれを観に行く予定なの。東京ではライブやらないのかな?
お、すごいタイミング!実は私も昨夜、『Benda Bilili』見てきたの!ジュネーブにね、湖の上にスクリーン立てて屋外で映画を見られる場所が夏だけできるんだけど、ちょうどse_coのブログでこの映画の存在を知って、ちょうどその屋外映画場のプログラム調べたら昨日だけやってたから見てきたの!すごく良かったねー。あのメンバーの多くが路上生活を強いられることになった原因であるポリオ(小児麻痺)の撲滅をやってるのが隣のオフィスだし、自分もそれと似たような熱帯病撲滅に関わっているので、背筋が伸びた。あと、一弦楽器を空き缶で自分で作って素晴らしく演奏してる彼に感動した。そして、ビルマの竪琴を思い出してしまったよ。彼らのその後が気になるなー。突然舞い込んできた大金を有効に使っていてほしい。人生がこのチャンスで暗転せず、好転していてほしい。
返信削除ずんさーん わーい、おひさしぶりです!元気ですよう。 ずんさんげんきですか?やまとくんだいぶおっきくなったのでは!?
返信削除ベンダ・ビリリ、観に行くんですね!いいなあ。東京にも来ます。野音と三鷹に。いきたいんですが、まさに展示会直前で行ける自信がない〜
あや、すごいタイミング!ほぼ同時にみたんだね。 映画、すごくよかったね、そうそう一弦楽器のおとこのおがすごくよかった。どんどん大きくなっていくのね。表情がきりっとしてて、家族を支えるぞという気合が感じられてすごくよかった。そうか綾がやってる仕事とあの環境もつながってるのね、ほんとに世の中にはいろんなところがあるっておもったよ。外国ではたらくあやの気持がわかった気がする。もっと世界を知りたくなったよー。