8.23.2010

でかけるよ

ほぼ10日かけて縫ってた洋服たちが縫いあがった。
やたー。
おんなじ(でもサイズが微妙に違う)のが9枚。
(あまり枚数がないのとか、微妙に調節が必要なのは自分で縫っている)
まだボタンをつけるとか(これがまたホネだと思う)あるけれど、


バラバラに切った布がまたきゅーと9つのかたまりになったのがなんとも嬉しい。
あの服もこの服もみんなそのプロセスを経てるんだなあ。
そんなこといったら、車とかパソコンとかもっと気が遠くなりそうなかたまりだけれど。


それにしても、この10日で100回ぐらい思ったけど、
工場の人はほんとに、ほんとにすごい。
2000円のシャツとか意味分かんないよ。
ありがたいというか申し訳ないというか。


というぐあいで、テンション高めだけれど今週はずっとテンション高そう。
この2週間ほとんど家にいたのだけれど、
今週は連日お出かけの予定。
メリー&ハリー。


今日は素材を探しがてら左の展示を見に。数日後右も見に行く。
たまたま同じ時期に届いたDMだけれど色がちょっと似てるのがおもしろい。綺麗。

こちらは、岡崎恵美ちゃんとトオイダイスケくんの
ユニット、"まばら"の新しくでたCD。すごくいい。
歌詞がまたすごくて、えみちゃんの日記もそうなのだけれど、
言葉の選び方にいつもはっとさせられる。
「まだらなよろこび」とか「うんと起き上がるそのときにおもうのは」とか、
普通の人がキャッチしない(けど言われてみれば知ってる)瞬間を
すくいとってるようなかんじがして、すごく気持ちがいい。
えみちゃんには、先週の試写会につきあってもらったのだけれど、一緒に歩いてて、
「この道すごく平ら!」って言うのでびっくりした。道が平らかなんて、
全然みてなかった。ものを丁寧に、おもしろくみてるんだなあ。

買ってからずいぶん経ってしまったけれどこちらも。
上がmina perhonenのカタログ、須山悠里さんがアートディレクション。
紋黄蝶、毎回すごいひとが手がけてるもんなあ、すごいなあ。
写真もレイアウトもすごくいい。(さらにはモデルが大好きな湯沢薫)
さらには両端でとじてあって左右にひらいてすすんでいくというつくり。
時間の流れをかんじるように、というつくりだそう。
たしかに、このつくりだと、かならず順を追ってみることになる。
構造によって動作が大きく変わる、おもしろいなあ。
なにより綺麗な本だ。

下は菊地敦己ディレクションのsally scottのカタログ。
後ろに猪熊弦一郎の作品。
写真がちょっとギラッとしてて、でも清潔感があって、これもすごくいい。

どうも洋服のデザイナーより平面のデザイナーのことが気になっちゃう。

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