8.24.2010

かご / 襟足

DMもらったときから、その色に惹かれてた展示、
YOSHIKO カゴ展 に行ってきた。
お世話になってるスタイリスト高山さんがディレクション。


毎度のように道に迷いつつROCKETについて、ドアを開けたら圧巻。
いわゆるカントリー、のどかなカゴとは全然ちがう世界。
白い空間に、鮮やかで清潔感のある、ものすごく好みな色合いの
色とりどりのカゴがバーっと。


DMにもつかわれていたものすごい大きな、
半球状のカゴ。
DMのよりさらに大きくなってて、
ちゃんと着れるようになってる。
中にはいっていいですよ、といってもらって、はいらせてもらったらとても楽しい。
だって、ピンク色のカゴの中におさまるなんて、
自分がインコじゃないかぎりあんまないとおもう。


サザエさん型の鏡、とか、
三つ編み付きのカゴ、とか、
ことばだけで楽しくなっちゃうようなもの、だけど想像つかないようなものが
それがちゃんと実現してて、かわいたのしい。


一番好きだったのは、天井からゆかまで、数えきれないぐらいの、
色とりどりのカゴが連なってる展示。
色と質感のとりあわせが最高で、
ずーっと観てたいなと思った。


材料、ほぼツル(というのかな)だけであれだけの世界が作れるなんてすごい。
YOSHIKOさんも素敵な方だった。
高山さん、お会いできませんでしたが素敵な展示、
そして、ご案内ありがとうございました。


YOSHIKOカゴ展
AT ROCKET
2010年8月20日(金)〜8月31日(火)会期中無休 入場無料
12時〜19時半




素材を探したりしつつまた移動して、
髪を切った。
春にショートカットにしてからまた伸びて、マッシュがおちつくわーと思ってたけれど、
あんだか頭がおっきくなってきたので、
ややまるみのあるショートにしてもらった。頭小さくなった。
そして襟足が短い。
そう、襟足むき出しでだいじょぶ。
髪がほぼ、生えました。久しぶりの円形脱毛報告です。
お医者さんを信じて、ステロイドを塗り続けてたら、ちゃんと髪が生えてきました。
ばんざーい。
ステロイドさん、敬遠しててごめんなさいね、ありがとう。
もし読んでる方、これから円形脱毛にもしなったら、とりあえずだしてもらった薬塗ればいいですよ。って普通すぎる情報。でもリアルです。



うっとり

髪の色がまたいい。

一人で来てるのに笑顔
(YOSHIKOさんありがとうございます)

8.23.2010

でかけるよ

ほぼ10日かけて縫ってた洋服たちが縫いあがった。
やたー。
おんなじ(でもサイズが微妙に違う)のが9枚。
(あまり枚数がないのとか、微妙に調節が必要なのは自分で縫っている)
まだボタンをつけるとか(これがまたホネだと思う)あるけれど、


バラバラに切った布がまたきゅーと9つのかたまりになったのがなんとも嬉しい。
あの服もこの服もみんなそのプロセスを経てるんだなあ。
そんなこといったら、車とかパソコンとかもっと気が遠くなりそうなかたまりだけれど。


それにしても、この10日で100回ぐらい思ったけど、
工場の人はほんとに、ほんとにすごい。
2000円のシャツとか意味分かんないよ。
ありがたいというか申し訳ないというか。


というぐあいで、テンション高めだけれど今週はずっとテンション高そう。
この2週間ほとんど家にいたのだけれど、
今週は連日お出かけの予定。
メリー&ハリー。


今日は素材を探しがてら左の展示を見に。数日後右も見に行く。
たまたま同じ時期に届いたDMだけれど色がちょっと似てるのがおもしろい。綺麗。

こちらは、岡崎恵美ちゃんとトオイダイスケくんの
ユニット、"まばら"の新しくでたCD。すごくいい。
歌詞がまたすごくて、えみちゃんの日記もそうなのだけれど、
言葉の選び方にいつもはっとさせられる。
「まだらなよろこび」とか「うんと起き上がるそのときにおもうのは」とか、
普通の人がキャッチしない(けど言われてみれば知ってる)瞬間を
すくいとってるようなかんじがして、すごく気持ちがいい。
えみちゃんには、先週の試写会につきあってもらったのだけれど、一緒に歩いてて、
「この道すごく平ら!」って言うのでびっくりした。道が平らかなんて、
全然みてなかった。ものを丁寧に、おもしろくみてるんだなあ。

買ってからずいぶん経ってしまったけれどこちらも。
上がmina perhonenのカタログ、須山悠里さんがアートディレクション。
紋黄蝶、毎回すごいひとが手がけてるもんなあ、すごいなあ。
写真もレイアウトもすごくいい。(さらにはモデルが大好きな湯沢薫)
さらには両端でとじてあって左右にひらいてすすんでいくというつくり。
時間の流れをかんじるように、というつくりだそう。
たしかに、このつくりだと、かならず順を追ってみることになる。
構造によって動作が大きく変わる、おもしろいなあ。
なにより綺麗な本だ。

下は菊地敦己ディレクションのsally scottのカタログ。
後ろに猪熊弦一郎の作品。
写真がちょっとギラッとしてて、でも清潔感があって、これもすごくいい。

どうも洋服のデザイナーより平面のデザイナーのことが気になっちゃう。

8.21.2010

ベンダ・ビリリ!!

先日応募して招待ハガキもらった試写会にいってきた。
ベンダ・ビリリ!〜もう一つのキンシャサの奇跡」


コンゴの、車椅子や松葉杖で生活する人たちのバンドのドキュメンタリー。
フランスの映像作家が彼らと出会い、
彼らがヨーロッパの音楽フェスで大成功するまでの5年間のはなし。


全体を通して、今の私の暮らす環境との違い、考え方の違いに圧倒され、
そしてなにより音楽の素晴らしさに感動した。


映画のあとに、JICAでコンゴに駐在していた方の講演もきけたので
それもふまえると、コンゴの生活は相当にすごい。
秩序というものがなくて(車が通れる道もほとんどない、警察もむちゃくちゃ)
特に路上で暮らす人々や体に障害を持った人たちは、相当にタフに生きなければいけない環境。


でも映画に出てくるミュージシャンたちは、力強く、たのしげに、
「人間に再起不能はない 幸運は突然訪れる」
と唄う。そしてその音楽が相当かっこいい。
とにかくストレート、歌詞も、演奏したり歌ったり踊ってる様子も、まっすぐで、
余計な自己表現が云々、とか、こむずかしいことなんか関係ないといったかんじで、
とにかく自分たちのこと、考えてることを言葉にして、音にしてるというのが伝わってきた。


ベンダ・ビリリとは、外見を剥ぎ取れ、内面を見よ、という意味だそう。
たしかに、途中から車椅子のことなんか忘れて観てた。


予告編や実際のベンダ・ビリリのライブの映像を見るだけでもすごさは伝わるかも。
とにかく音楽がすばらしい。



あと出てくる洋服の生地がかわいかったのも、自分的にはすごく気に入ったところ。






8.19.2010

本厚木へ

J.A.Mのライブに。
soil & "pimp" sessionsのピアノ、ベース、ドラム3人のバンド。
夫の会社の人から夫がお誘いうけたのに混ぜてもらう。


場所が本厚木。
不思議な場所でやるなあと思ったら、
お店はもっと不思議。おばさま、おねえさまたちが切り盛りしてて
アイスコーヒーに家で食べるようなお菓子がついてくる可愛いもてなし。

なんだかアットホーム。でもグランドピアノあるしたしかにライブハウス。

ドラムの真ん前の席でこれはすごそうだなあと思ったらほんとにすごかった。たのしかった。
血管切れちゃうよーと心配になるような丈青さんのピアノ。
アイコンタクトをとりながらとても楽しそうに演奏するベースの秋田さんとドラムのみどりん。
前日寝てなかったせいもあって、酔ったようになって聴く。

昼間は青色申告会の勉強会。
久々学校っぽくて思った以上に楽しかった。
1週間以上黙々と家で作業してたので、
ライブも観て、楽しくおしゃべりもして、この十数日と対照的な一日。


ちかいちかい

8.17.2010

imagine rougo

夫のながめの夏休みが終わった。
私が、時間がないない、といって、ほとんど出かけなかったので、
2週間弱のうちたぶん1週間以上は二人で家にいた。
夫は、スピーカー作り。
私は、Illustratorさわったり、切ったり縫ったり、泳ぎに行ったり。
合間に一緒に、ご飯食べたりアイス食べたり。
なんだか老後もこんな感じなんじゃないかなと思った。


夜は、なにか夏休みの終わりらしいことをしたいと、思って、
プールの帰りに線香花火を買って、夫にもつきあってもらう。
安いのだったからあまり期待してなかったけど、意外なぐらい綺麗。
火の玉から結構離れたところで、パッパとした花が開くのは、
なんだか手品みたいで、現実感がない美しさ。
(ただ安いだけあって、火の玉の持ちがやっぱりよくないので、
来年は、きちんとした日本製の線香花火をやってみたいなとおもう)


老後を想像したときにおもしろかったのは、
スピーカーと洋服は40年後も多分作れるし、泳ぐのも絶対やってると思うのだけれど、
イラレだけは40年後が想像できなかったこと。
40年後のMacとかソフトとかって、どんななんだろな。
今のMacとかイラレをもしそのころも使ってたら、算盤みたいな感じの扱いになるのな。
Appleの人とか、いつもそういうこと考えてるんだろうか。
私が子供のとき想像した未来はテレビ電話どまりで、iPhoneみたいなのとか全然想像できなかった。
平凡な子供の想像力より、ものすごく有能な大人の想像力、創造力の方がすごいと思う。
これからなにが見られるのか、そういうことを考えると年を取るのも楽しいなと思う。






夫は、2本同時とか3本同時とかに着火して火の玉を合体させてた。
なんかこういうの男の子っぽいなあとおもう。

何組目だかのスピーカー今回も綺麗ねえ

8.16.2010

へそまがり

変なところに実がなるへそまがりなうちのゴーヤ。


ひとつめ。育ててる一階の雨戸の戸袋にかけたネットをこえて、
一階と二階のあいだあたり、すごく変なところに実が出来た。


夫、今日が夏休み最終日なので、今日を逃すと、
また熟熟ゴーヤになってしまうとおもい、収穫を提案。
わたしが、メートル金尺と傘(ねじ切ろうかと思った)を持ってきたら、
夫、それはちがうでしょ、と展示会用に買ったスチールパイプにカッターを養生テープでぐるぐる巻き。
そんな小さなカッターで切れるのかしら?と庭に出たら、この写真とった直後に
あっさり実は落ちた。すごい。


もういっこへそまがりというかど根性ゴーヤがいて、
去年のゴーヤの落ちた(去年も熟させすぎて破裂させた記憶が)種から
発芽したものの、そこが花壇でも何でもない場所だったので、
どうしようかなとおもってるうちに、朝顔の鉢まで這って来て、
朝顔の柵?にからみついてきた。
そしていつのまにか実まで結んだ。小さいけど。すごい根性。


見えるかな、エアコンの配管の二股のちょっと上のあたり

自家製高枝切りカッター

写真じゃわかりにくいけど、すごく深いかわった緑色。へんなやつだなあ。

朝顔とゴーヤの交配。アサゴヤ。


へそまがりゴーヤの育て主もたいがいへそまがりで、
普通に人気のあるものはたいてい興味なし、テレビも見ない、
と、長年つっぱってきたのに、
最近、年をとって、こだわりがゆるくなっちゃったのか、
テレビが新しくなって録画もできるようになったのもあって、
ドラマを何本も観るようになり、
そして、ゲゲゲの女房とホタルノヒカリ2にでてる、
向井理にものすごいいれこんでしまうようになった。
ゲゲゲは毎日欠かさずみて、サイトチェックして。
どうしよう、こんなんでいいのか。
超普通じゃないか、向井理、きっと今みんなすきだよな、超王道。

これまではクドカンとか星野源とか、いわゆるイケメンという評価からは遠そうな人ばかりすきだったのに。

着てる(着せられてる?)服も全然好みじゃないし、
顔も好みじゃないのになあ。
ゲゲゲのもさっとした雰囲気でいいなと思ってしまい、普通人気あると知らずに油断してたのが敗因か。

BECKとか観にいっちゃってたら自分でうけるなあ。写真集も買っちゃったらうけるなあ
、とうけるとか客観視してるふうで、ほんとはできてないんだけど。

夫はあきれてるとおもう。
今日はたくさん収穫

8.15.2010

良い箱2

このところ、足しげく、熱海に通っている夫。
花火大会があるたびに行くというしくみで、(花火のあわせてライブがあってそのPAをする)
それで、熱海は相当花火がいつも上がってる、と知る。
さすが往年の新婚さんの人気の旅先、あついわ。
(ちなみに熱海の捜査官は欠かさず観てる。
スティーブン・セガールの娘が出てると知り仰天。)


4,5回目の先日の熱海行きのおみやげ、
ふたたび良い箱。
良い箱2。
2 yoi-hakos。


夫、なにげに私のブログを読んでいるようで、
ちょっとニヤっと、良い箱買ってきたよ、といわれた。
いやいや、なかのわらび餅も嬉しいのだよ。


しまいきれなかった糸も全部納まり嬉しい。






同じ良い箱が並ぶというのはいままでにないことなので、
良い箱同士を識別することをしなくては。なにがいいかしら。マスキングテープ?

8.13.2010

絵の具

映画の試写会、というものに行ったことがない。
というか、そもそも、応募したことがなかった。
なによりもとより映画をそんな観ない、と、ないない言って、何一つ自慢にならないのだけれど。


しかしtwitterというのは妙なもので、自分の気になる人達が話題にしてるのを見ると、
ついつい観たくなる。
そして、「ベンダ・ビリリ!!」という映画が観たくなり、
友達に(これもtwitterで)試写会があるよ、教えてもらい、応募することにした。


どうやって応募するのがいいのかな、と、おもってたら、
また友達から、似顔絵とか描くといいよ、との情報。
ほう、ほう、と、
外国人の顔が全部おなじに見えるくせに、がんばって、
鉛筆で似顔絵を描いてみた。
似てる似てないはさておき、ひさびさに 真面目に鉛筆を使ったことに満足してたら、
さらに友達から、あとは色だよ、と言われ、
あれ?なんかもしかして乗せられてる?と半分わらいながら
ひさしぶりに絵の具を取り出して着色。
最後に、これを書きさえすれば似顔絵といえる、
その人の名前を横に書いて投函。


そして一週間ほどして、試写会の招待はがきが届いた!
すごい、似顔絵効果?


とここまで書いて、招待はがきがとどくのがやたらはやいかも、と、消印をみたら10日。
締切りが10日だったから、締切り終わる前に投函されている。
あんま応募なかったのかな、似顔絵パワーかなりあやしくなってきた。


似顔絵効果はもはや検証しようがないのだけれど、
よかったのは、絵を描くのがおもしろかったというのを思い出せたこと。
専門学校時代は、絵がうまい子がたくさんまわりにいて、
自分の苦手な全身の人間をかかなきゃいいけないので、絵を描くのがほとんどきらいになってたけど、
久々に絵の具をさわったら、
そうだ、私は線の雰囲気とか色のにじむ具合とか、絵の細かい雰囲気が
好きなんだったな、と思い出した。
高校生の頃、ほんの一瞬だけ、無謀にも芸大(とはいえ絵とかじゃなくて建築学科)
を受験しようと思ったときがあって、デッサンを美術の先生にならったのだけれど、
そのとき、うまくみせようと、チマチマしてて、勢いがない、と言われた。
(そしてその後、チマチマ勉強する道を選ぶ)
昔から線そのものが好きで、形をとるのが苦手なのだ。なんにもかわってない。


そして、ちょうど、いまやってるデザインにも生かせるかもとおもって、
ひさしぶりに新しい絵の具を買った。
ずっと響きに憧れてた「透明水彩」
しかも好きな色だけ。
買ったあと、何をかくというでもなく、ただ色を塗って色と線、そのものの雰囲気を楽しんだ。
これが、今度、陽の目を見るかどうかは、今後の私しだい。さてさて。


観に行く映画はこれ。
ベンダ・ビリリ!!〜もうひとつのキンシャサの奇跡〜



似てるかしらんけど、名前書き添えればほぼ似顔絵。Ricyさん。

8.12.2010

名店と迷路

ひたすら家で、デザインしてみたり縫ってみたりしてるのだけれど、
やっぱりお盆休みだし、
せっかく夫もうちにいるし、
と、ランチに夫がみつけた近所の気になるお店へ。


うちは、小田急線の生田駅と読売ランド前駅の中間ぐらいにある。
私はほとんど都心にしか行かないから生田、
逆に夫は会社が小田原方面にあるから読売ランド前に詳しい。


その店、夫がある夜、人が駅前の、でも細くてあまりどこにも行けなさそうな道に消えて行くので、
不思議に思ってついていって、見つけたのだそうだ。
行ってみたら、駅から近いけれど、ものすごい変な立地に
ずいぶん感じのいい店。
夜この店が煌々と光ってるのを見て、幻かなにかに化かされたかと、夫は思ったらしい。たとえば注文の多い料理店みたいな。
たしかにこれはそうかも。



ランチはパスタ2種類とカレーの3種類。
迷わずふたりともカレーをオーダー。
出てきたカレーは目に楽しく味もすごくおいしい。
ルーは、フルーティーでやや酸味がありつつ、コクも甘みももちろん辛さもあって、
具もしっかりおいしくてすごくいいカレーだった。
(食べ物にこだわりすくないけど、カレーはすごく好き。カレー一般が好きだから、熟カレーでもなんでもおいしんだけど、その中でもこれは美味しい。)
デザートも綺麗だし味も舌触りもよくて、大満足。
まさかこんないい店が家からすぐのところにあるなんて。
これは休みの日の楽しみに仲間入りだわ。


行ける人すくなさそうだけれどお店情報。
棕櫚



夏野菜がゴロゴロ。ちなみにこれに影響されて今日の夜も夏野菜ゴロゴロスパゲティ。

ランチのセットとは思えないちゃんとっぷり。どれも美味しかった。




帰りは、夫がいつのまにかたくわえてた、
「こっちにいくと、ああなってる」情報を元に、散歩。
このあたり、道の形がものすごく不思議で、道が全然つながってない。
こっちにいけばあっちに抜けるかな、という予想がことごとくはずれる。
そして階段が恐ろしく急。
あまりの急さに笑いながらのぼってみたりしながら、
変な景色をたくさんみつけて、帰宅。
普段、使う道しか歩かないけれど、このへん、だいぶおもしろいっぽい。
もうすぐ住んで2年。最高3年しかおなじところ住んだことないけれど、ここはたくさん住むかもな。


住宅地にこういう階段がいきなりある

階段(上の階段ではなく別の階段)を登るといきなり異世界 この先には神社

風が強かったから竹同士がぶつかってカンカンいって、
これまたあやしい異世界なかんじだった。写真にはあの変な感じがでてないかも。
この他に、方向性が不明な建築事務所、とか、不思議な構造の集合住宅、とかいろいろあった。

ゴーヤとワールドハピネス

先週の土曜日、出かける朝に庭に水やりをして、むくむく育ってくものの、
どこまで育つのかわからず収穫のタイミングをつかめずにいたゴーヤの実を、摘み取った。
うちのゴーヤは去年もそうだけど、ほとんど実がならなくて、そしていっこめは立派。
すごいのできたねえ、と、テーブルに置いて、写真をとってでかけた。
夕ごはん食べて帰ったので料理せず、そのまま
次の朝は新木場へワールドハピネスへ。




ワールドハピネス、すごくよかった。
みたい人だらけだし、よく知らなかった人も聴いたらすごいよかった。


原田知世窒息しそうにかわいかった。あの声であの外観はすごい。
ほんのりギターを持ったりしてて、弾いてたかよくわかんなかったけど、そのほんのりさもまたかわいい。ああ最高。
あとは、自分が意外だけど、ライムスターでその日最高潮にテンションあがる。
あの場の空気をかえるテクニックとかパワーはすごいわ
サカナクション、たくさん聴いたことなかったけどすごくよかった、ああいう場所にもあってたなあ。
カヒミ・カリィ、スカパラ、安藤裕子、口ロロ、そしてYMO、豪華すぎ。
YMOは、すごい好きとかじゃないけど、とにかくすごいよな、という認識はあるから、
すごいひとたちが、目の前であの曲をやってるー、という状況をしみじみ味わう。
お腹いっぱい。


と楽しいながらも、いや、楽しかった分、へろへろになって家に戻ったら、テーブルの上で異変が。
ゴーヤがうっすら黄色い。
が、疲れ果ててるのであまりかまえず、次の日もたっぷりねて、寝坊して起きてみたら、
黄色いエリアが拡大して、もうダメそうな気配まんまん。
おそろしくなって放置してたら、
もう翌日には南の果物みたいになってしまった。
そして今朝、オレンジに近づいて、やわらかくブヨブヨになってしまい、謎の液体まで出てきたので、
写真におさめて、おさらば。
貴重な一個、ただ摘み取って、熟してくさまを観察しただけだった。
ああ。








ゴーヤも熟しちゃったし、ワールドハピネスも行ったし、これにて夏休み終了。
家でひとりで仕事してるから自分で決めただけだけど。
賑やかだった庭も、少しおちついてきたし、夏のピークが過ぎたのを感じる。
さみしいなあ。


7月の終わり、まだまだ夏がたっぷり残ってる頃の楽しい庭。
ゴーヤわさわさ
期待の星。彼のその後の哀れな結末は、この時は誰も知らなかった。
トマトもたくさん一度に熟すようになってたくさん食べた。

8.08.2010

夏休み3日間

夏休みっぽいことがつづいている、そしてあしたが最終日。


木曜日、熱海に。
eartのライブを女性専用スパというのか、そういうところのテラスでやるというので、
PA夫にくっついていく。
eartのふたりもいっしょで、4人で同じものを見て、話して、道中がすでに夏休み。
高速道路、パーキングエリア、車の窓越しに眺める海、と海水浴場。


日暮れ時にライブスタート。
広い、色が変わり始めた空をバックに、薫ちゃんの深くて綺麗な声と関口くんのいつもびっくりする綺麗なギターの音。
その場にいた、たぶんeartを初めて見るお客さんたちが、ぐっとひきこまれて、楽しんでる様子をみて、
すごいでしょう、うふふ、と勝手にうれしくなる。
演奏が終わった頃にはすごくいい雰囲気に満ちていた。


ライブが終わると、花火大会。
さっきまで二人がバックにしていた空に花火が上がる。
が、上がるといっても、自分たちのいる場所がすごく高い場所にあるので、
花火がずっと下に見える。「花火を見下ろす」!
花火の合間に、空を見上げると、すごい数の星が見える。
もう、これで夏休み欲6割ぐらいは解消。






金曜日は真面目に働く。


そして今日は、高校からの親友、アヤが一時帰国したので、
予備校時代の友達で初台のまるカフェで集まる。
14年前の今頃は、お茶の水で夏期講習うけたたんだなあ、
今はみんないろんな仕事してて、子どもがいたり、結婚してたり。
でも気持は当時のまんまで、他愛もない話をたくさんしてたくさん笑う。
予備校楽しかったな、自分に子どもができたら、浪人したらいいなとちょっと思う。


あら、全員そろってないとこ撮っちゃってた。主役のアヤが入ってない!
お茶の水のケンタッキーでこんなかんじで溜まってたよね。
皆変わらないなあと思うけれど、やっぱりこれみて、19歳と思う人はいないだろうから、
なんか変わったのよね。でもなにが変わったかわからない、わかりたくない。
(場所はまるカフェのあとに行ったファミレス)


夕方、外苑前のギャラりー、Gallery Dazzleに、山口洋佑くんらのグループ展に。
友達の家で(これも予備校の友達だ)、絵を見せてもらってファンになったひと。
形、色、質感どれも、上品で気持よく、そして鋭くて、今回も見ててすごくいい気持ちに。
図録をつくっていて、そのデザインもぐっときた。
こちらで図録のようすも見られます。
http://blogs.dion.ne.jp/bonfire/


そして、明日は、ワールドハピネス。
タイムテーブル見たら興奮しちゃって、
もう、一週間ぐらい前からずっとわくわくしてる。
こんな遠足の前みたいな気分、どんだけぶりかしら。
明日、遊びつくして、夏休み完了とするよてい。


あとはモウレツはたらくぜ。


羅列になっちゃったけど、どれも大事な思い出になると思うのでここに残しておく。

8.05.2010

ソルトアンドペッパー

週末、洗面所の棚を買いに行こうとD&DEPARTMENTにいったら、
調度良い棚はなかったのだけれど、
かわりに、すごくいいかんじの、塩入れ、コショウ入れ(あれ?こんな説明的な呼び名だろうか)
をみつけた。
そのへんの喫茶店にありそうだけど、
シンプルさとさりげない曲線と、
蓋と本体のバランスがすごくいいなとおもって。
それに値段もとても手頃。
夫も私もすぐ気に入って、買うことにした。
ここは、レトロがあざとくなる手前の、じんわり感覚になじむかんじの、
いいかたちのものが見つかるのが楽しい。

翌日テーブルに乗せて、いいなあ、としみじみする。

なんでいいかたち、とおもうんだろな、とじっくりみてたのだけど、
蓋がネジじゃなくてパッキンでぴたっとしまる構造、
ネジがない分、蓋が薄くなってるからかっこいいんだ、と気づいた。
(蓋が薄ければカッコいいというわけじゃないけど、バランスの問題として)
かっこよさに、理屈というか理由を見つけると嬉しい。

よく考えたら、うちはテーブルで塩やらコショウやらかける習慣ないのだけど、
(私が卵が苦手なのもあってゆで卵とか目玉焼きもださないし)
かわいいので、コショウは料理用につかっちゃうことにして、
中身をつめて棚に並べた。



8.03.2010

手首に氷嚢をのっけて

さて、縫うぜ、とアイロンのスイッチを入れて、
合間にそのへんを片付けようとしたら、また、また、
腕をアイロンにぶつけた。また、また。
縫う気合をそがれて、というか手首を冷やさざるを得ないので、
ちょうどよいわ、日記をかく。


週末はよく喋りよく歩きよく食べた


土曜日、末広町の3331でART BOOK FAIR。
気になってたけど行ってなかった3331。
全部は見れなかったけど、いろんな部屋があって楽しそう。
学校の入れ物にに大人の集まる場所がある、という楽しさ、
ものつくりとかデザイナービレッジもそうだけど、
ああいう建物で子供時代を送った人にしか味わえない感覚だろうなあ。
外国の人にはどう見えるのかしらん。
あ、本筋じゃない。
ART BOOK FAIRではいろんな工夫をこらしたzineやら本やらを見れて、
ときめく。
紙はいいなあ、紙が束ねられてるとますます。


この日はいろんなひとと会って話して刺激や元気をもらう。あとよく食べる。


zineだから気軽に買える。
レトロ印刷大人気。私も使いたいなあ。
上から2番目は、中山淳一さんという方のもの。
この人の写真がすごい。接写することで、そのへんのものが
全然違って見える。グラフィック的ですごくきれい。



金曜日、代官山のeau cafeでaudaceのライブ。アコーディオンとクラリネット。
アコーディオンはShima & Shikou DUOのシコウさん。
シコウさんの音はいつも表情というか感情がのっかってて、圧倒される、大ファン。
クラリネットもすごかったなあ。


日曜日にペットントンのことを思い出して、あらためて大好きになる。
あーかわいいよう。


手首も冷え切ったのでこのへんで。
火傷はもう、靴擦れみたいなレベルで日常になりつつあるのでご心配なくです。