7.27.2010

色のなまえ

こないだ、たしか井の頭線で、駅員のアナウンスが、
「だいだいいろの線の内側までお下がりください」
といっていることに気づいて、
だいだいいろって言ってるのがなんだかかわいいなあとおもった。
オレンジ色じゃなくて橙色。
たしかに床の線の色は、オレンジ色と言うには黄色に近い。
(しらべたら、JISの規定だと橙色もオレンジも同じ色みたいだけど)
でも黄色とはいわない、というところが、ちゃんとしてて、なおかつ
ちょっと趣がある気がしていいなあとおもった。
趣があるようにかんじるのは、「橙色」という名前のせいだ。


ダイダイって、そんなに身近な果物じゃないのに、
色の名前で使ってて、そしてそのせいでなんとなく知ってるというのが、
なんかいいいなあとおもう。
ちなみに橙って、実が落ちずに2、3年ついてて、しかも夏になると色が橙色から緑に戻るんだそう。
おもしろい。


と思って改札を出て、歩きながら、色の名前を思い浮かべてみると、


ぐんじょいろっておもってたけど、群青色って知って大人になった気分になったこととか、
ところで、群青ってなんなのか、今も知らないってこととか(さっきしらべた おもしろいです)、
ぐんじょ、ってひびきのせいで、変な色ということになってた気がするけどそんなことないのよね、とか、


茶色っていうけど、お茶って緑系統の色じゃないのかなあ、ほうじ茶の色かしら、
とか、(このなぞもすぐwikipediaでとける)


エメラルドグリーンって小1ぐらいに自転車とかではやったよな、
名前がかっこいいとおもって、その色の自転車を買ってもらったあと、その色を連呼してたこととか、


どんどん小さなことを思い出して楽しかった。


今もwikipediaでJIS慣用色という一覧を見だしたらきりがなさそうだったので、
今後の楽しみにとっておくことに。


おいひまだな、とおもわれそうですが、まあ、デザインとつながってたりするのです、たぶん。




暑さで、玄関の窓枠においてたいただきものの小人のおじさんろうそくが、のけぞってしまった。
暑いうちは、足の裏がねっとりしてるので自立するけど、
夜になって冷えるとひっくりかえってしまう。
ろうそくもとける暑さ。

4 件のコメント:

  1. その色たち、みんな、小学生の頃のクレヨン・絵の具の色で覚えたね。そう考えると、絵の具をみんなが持ってた日本人の子供たちは、絵の具のない国の子達より色の語彙が多いんだろうなぁ、とふと思った。群青色とか、橙色とか、絵の具以外に、普段接した記憶がないもん(笑)。

    小人さん、蝋燭、哀れ。うちのオフィスにも、小さなチョコレートのサンタクロースのおじさんが飾ってあるんだけれど、最近、まさに写真のようにのけぞってきて、みんなで「サンタ、もっと強く、しっかり立って!」と励ましています(苦笑)。

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  2. あや

    ああ、そうだね、全部、絵を描く道具で覚えたんだよね。
    そうか、絵の具のない国の子もいるんだよね…あまり考えたことなかったよ。
    確かにその子たちよりもいろんなことばで色をいいわけられるんだね。感謝。

    小人、うける。まるで一緒だねえ。うちのもはげさなくっちゃ。笑 

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  3. 群青色で、私がまず思い浮かべるのは、谷村新司の歌「群青」。
    小学生の頃、父がいつも車の中でカセットをかけてたので(笑)。
    カセットだよ、カセット。

    中学に入ったときに美術教材で買わされた絵の具セットは、朱色はバーミリオン、緑色はビリジアン。この響きも、とても新鮮でした。

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  4. みどり

    谷村新司!しぶい。カセット!完全小学生時代だねえ。(カセット作るの好きだったな。 と思い出がまたゾロゾロ 笑)

    ビリジアン、バーミリオン、わかるー。
    オトナっぽいって思ったなあ。

    みどりはいろんな色の名前、知ってそうだなあ。

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