朝起きてテレビをつけたら、
父親のいる島に大地震がきてた。
こちらは、現地の様子が知りたいのだけれど、
テレビはほぼ日本に津波がくるか、ということを言っていて、
もー
と、思うけれども、
日本にいて現地の様子が詳しく知りたいと思う人の稀少もさることながら、
よく考えれば、これからおこる被害を防ぐことの方が
建設的でだいじだろう。
結局、昼前ぐらいに、ニュースから父の無事は確認(類推)できた。
そんな日だけれども、(父は無事だけど、いくつかの村は波に流されて消えた)
あたりまえに世の中はいつもどおりで、
私も、やすりをかけてみたり、ミシンをふんだり、段ボールを注文したり、と、
やることはやるのでふつう、で、遊びの予定まで立てている。
今までみた景色のいくつかの前で、
「このすごいところは、私がいつどこにいて何をしてても、かわらずここにあるんだなあ」
と思って、平かな気持ちになってきたことと似てるような似てないような。
結局はそれぞれの場所でそれぞれがそれぞれ、なのだけれど。
そんなことを思っていたら、今度は別の島でもっと大変そうな地震。
今回ですこし覚醒した私のどこかが、いつもよりそのニュースを痛々しいと感じてる。
こんなん書いてると、さぞかし親思いの娘のようだけれども、
実際はとってもドライで生意気な娘のわたし。