うちの庭の頭上に巨大な蜘蛛の巣がある。
いちばん遠いところ同士だと3mぐらいありそう。
真ん中のよこ糸張ったところで直径1m弱ぐらい。
虫は嫌いだけど、なんとなく、習慣で、「蜘蛛はよし」ということにしている。
蜘蛛は家の中で見つけても、ああ、いるなあ、とほっておく。
なので庭のこれも、張ってるなあとは思うけれど、あんまり立派なのと、
一度、それでもやっぱりと壊したのだけど、すぐに張り直したので、
たいしたものだなあ、とそれ以来放っておいていた。
こないだのハンバーガー大会で、庭でご飯食べてて、
そうはいっても、さすがにあんまり大きいので、とろうかということになり、
夫が、ピン、ピン、と3本ほど、結構大事そうな縦糸を切った。
巣はしなしなと縮んで丸いエリアが結構狭くなり、彼にとっての床に張りがなくなった。
したら、巣にかかったカナブンを熱心そうに食べていた彼は、
さすがに慌てふためき食事をやめて、
あたふたしてた(ように見えた)。
その様子がかわいらしかったのもあったのか、なんとなく今日はこの辺で、
とほっておいた。
翌日、あのしおしおになったエリアはどこへいったのか、
ピンと張った前と変わらぬ巣が復活。
すばらしい。
しおしおなの食べてお尻からまた糸出したのか。
それかしおしおをほどくだけの器用さがあるのか。
なんだかわからないけれど、とにかくやつはやっぱりすごい。
というわけで、この台風を彼がどう乗り切るのかが、目下の私の関心ごと。
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