の洗濯機の天面に、簡単な使い方の説明とか注意事項とかが
書いてあるシールがずっとついてて、
でも上に洗濯かごや着替えを置いたりするので、
シールのはじがはがれて、しかもくるくるにまるまってて、
それはまあ、ひどいことになってたのだけれど、
それでも、なんか必要なときがあるかも、となんとなく貼ったままになっていた。
今朝、ふと思い立って、はがすことにした。だって、7年間一度も見てないもの。
A5ぐらいの結構大きなシールで、
アルコールとかいるかしらと思ったけど、
手でこすると案外くるくると端からとれていく。
ゴシゴシゴシゴシ、端から、おやゆびで、
こそげとるようにこする。
もうしんどいから、アルコール使おうかなと思うけれど、
もうすぐで全部とれそう、と思うので、やめられず、
結局、全部手でとった。
すっきりきれいに。
やったー、長年のくるくるが、すっきり、と、
こすったカスを集めて捨てて、
手もカスだらけになったので、水であらってたら、
なんだか落ちないカスがあるよ、と思って、みてみたら、
親指にマメができて、皮がボヨンと出てた。
ぎゃー。
こすりすぎ。
子供の頃、学校に提出する資料かなにかに、お子さんのいいところは?、という欄があって、
なんて書いたんだろう、って見てみたら、
「几帳面」
ってかいてあった、
まだ、小さかったので、きちょうめんって何?
ときいて、説明をうけて、なーんだ、とつまらなく思ったような記憶。
いいところ=几帳面、って冴えないよー他にもう少しいいところみつけてくれてもいいのに、母。
(これ読んでたらどうしよう。そして、まあ、そんなこと書いたっけ?って絶対覚えてないと思う。)
その後、几帳面さ、ということになんとなく複雑な感情を持つようになり、
成長するにつれ、几帳面だと、なかなか生きていくのが大変そうだ、
という子供なりの結論を出し、
なるべく大雑把を目指したのだった。あほだなあ。
そして長じて、几帳面と大雑把がムラムラにミックスされた大人になってしまった。
家全体は熱心に掃除するけど、自分の作業部屋だけ汚いとか。
料理はスピード重視で大雑把だけど、
台所掃除には時間をかける、とか。
そして、シールをとろうとして、
何の準備もせずに素手で挑みマメを作ることに。
つなげ過ぎか。
家で作業してると、思考が暴走ぎみ。
マメ、が親指の上でポコポコ。気になる。
天面手前真ん中辺りにA5がついてた。あーきれい。