8.31.2009

フライング

今日から長袖デビュー、靴下デビュー、腹巻きデビュー。
タンクトップとビルケンがあればいいという季節は終わりました、ああ困った。
8月終わったと思ってたら今日までなんだな。

あと、なんだか自分が32才の気がしてたけど、31才だった。
なんか31って座りが悪いな、早く32になりたい。が、あと半年近くある。

民主党が勝ち過ぎでちょっと気味が悪い。
もし、1/0じゃなくて、点数で投票したらもちっと違う結果になったのでは。
それはさておき、今回でやっと自分が政治に興味を持ち始めたことがひとまず嬉しい。
とはいえまだびっくりするぐらい無知だけど。
投票率が気になって調べてたら、日本で初めての選挙の投票率は93.91%だと!
何にも変わらないなんて思わずに、ちゃんと知ってちゃんと考えなきゃな。




キバナコスモスというのを植えたらボンボン花が咲くので、
あこがれの、庭でつんだ花を生ける、というのをしてみたら一日で無惨な姿。
隣のつる的なものも庭出身だけど、こちらはもう2週間ぐらい気味が悪いぐらいピンピンしており、
適材適所ということだと思う。ごめんよ、コスモス。


8.30.2009

おいしさは状況で


きのう、文章短くしたいなんて書いて、
好きな日記まで載せちゃって、首をしめまくりです。
長く書きにくいし、短くして好きなやつに似ちゃったらそれはそれではずかしい、
まあ、似れないけど。

冗長、ということばが気にいって、、冗長、冗長と思いながら部屋を掃除したら、
冗長な、余分な(←すでに冗長)道具たちが、普段使わない場所にしまわれ、
作業がしやすくなった。
冗長、ユースフル!


昨日の朝食は、また夫、作、で、
いや、正確には途中まで私がしこんでしあげたのが夫なのだけど、
それだけでかなりおいしいもので、食べ物のおいしさはほとんど状況に依るなあ。
中身は人参が主なのだけど、それはパスコのCMで小林聡美の作るサンドイッチがおいしそうだったから。
これも、かもめ食堂のイメージのせいにちがいなく、
食べ物なんていいイメージで食べればだいたいおいしい。

今日は、今迄でいちばんまじめにかんがえて投票にゆくのだ。



8.29.2009

文章の長さについて

自分の日記を振り返って見て長いなあと思う。
毎日かいて、こんなに書いて、何を垂れ流しているのでしょう。

私が一番好きな日記は、イラストレーターの100%orangeの絵描いてる人の日記で、
いつも数行だけれどもつまらないことなんて一文字も書いてない。
もう一人、これまた大好きな、うたを唄う友達の日記も短くて、
感じたことの核みたいなものをものすごくきれいにすくいあげていて気持ちよい。

もう、これだけでこんなに長くなっちゃって、
冗長、うん、冗長なんだなあ、私の日記は。
書きたいことのピントがちゃんと合ってて、それをくっきりと拾うようなものが書きたいなあと思う。
そうしたら、そんな長くならないはず。

100%orangeの人が(絵というより人がというか文が)好きすぎて、
このところ、その人の挿絵の本ばかり読んでいる。

服を作るのが仕事のくせになんだこのがんばりは。

でも、ピントをあわせて簡潔に、というのはなんか服にもつながる、気が、する、ことにしておきます。



くるみ釦が出来上がってきた。
かわいいなあ。
カーディガンとかにつきます。

8.28.2009

初めてスイカを食べた人は偉い、というような話


ゴーヤ2個目が、1個目に比べ、
大きくならないので、ほっておいたら、黄色くなってしまった。


調べてみたら、黄色くなったらアケビのように、中のたねのまわりのゼリー質だけ(後日追記)食べるのだと言う。
ゴーヤをあけたら種が赤かったというのは時々あるので、
(前の家は大家さんが大量にゴーヤを作っていたので、
いろんな段階ゴーヤを食べていたのだ)
それをイメージしてあけたら、全く新しい領域だった。

もわもわの繊維質は消え去り、トロトロのゼリー状。
赤も、今迄とは比べ物にならない濃い赤で、
何かの卵か何かの目玉というおどろおどろしさ。

食べられるという情報が頭にあるので、勇気を出して、
まわりのゼリー質をおそるおそる食べてみると薄甘い。
夫はだいぶひいてたけど、私が食べて「甘いよ」というのをきいて、
しょうがなく口にいれる。
この状況なんかすごいなあ、と思ったら、
新しい食べ物の発見、想像図みたいだったのだ。

チーズの発見とか、納豆の発見とか、日本にスイカがきたときおそれられたとか、そのようなもの。
食べられるって知ってから食べているのだけれども、
でもこのドキドキ感はきっとそういうのの延長かなあとおもう。

昔の人はすごいなあ、食に対してどん欲だなあ。

食にこだわりがないので、まずいもの、というのがいまいちよくわからなかったけれど、
最近、いちじくの熟してないのを食べてしぶくてうぇーとなって、これがまずいか、
と思ったけれど、それぐらいしか、まずい、がないぐらい、
身の回りは普通においしく食べられるものであふれているということで、
先人の知恵はすごいもんですな。


これがそのドロドロ

8.27.2009

腑に落ちる



いろいろ見ても、ピンと来なければなかなか買わないけど、
ほんとに気に入ったものはすぐ見れば、
これだ、わかるからすぐ買う、ようになった。

だいたい、考えに考えて買ったもの、とか、
とりあえず買ったもの、はあとで、
私の気持ちの端っこを少しだけ重くする。


昨日は、時間つぶしに寄ったつもりの雑貨屋で、
とてもしっくりくるマグカップをみつけて、すぐ買った。

作業場が二階なので、たっぷりのお茶をポットに入れて持って上がって、
厚手のマグカップでちびちび飲むのだ。冬でも夏でも。

先週末は、ふといった、別の店で、
これぞ思い描いてたミルクピッチャー!というのに出会い、これまたすぐ買った。
我が家はコーヒーは何も入れないのだけれど、
お客さんが来たときに、いつもミルクの出し方に困るから。
いつまでもパックから注いでるわけにもいかないなあと思ってじっくり探してたら、
ちゃんと出会った、中途半端なの買わなくてよかった。

マグカップを見た夫は、自分も欲しいと、いうので黒を買う予定。
ミルクピッチャーは一緒に行った店で見て、一瞬で合意。
元々は結構違う趣味だったのに、歩み寄るものだなあ!

8.26.2009

第二回乙女会



昨夜はひさかたぶりの乙女会。
おいー、とつっこまれそうですが、
かわいいものを愛する女性の会、ということで、メンタルの問題です。

外苑前の、魚と野菜のおいしいお店で、
おたがいの近頃、や、なぜか、毛(あらゆる)の話で盛り上がる。

ふと、乙女度がたりないのでは!と慌てて、だったか、
撮影会がはじまったけれど、私のカメラに残ったのは、
なんだか食道楽、みたいな写真だわ、あら。

会の終わりにとっても綺麗な本をいただく。
布ばりの表紙とたくさんの挿絵、この本はきっと、
数十年後、子供やら孫やらも読む、
「昔から家にある、古くて綺麗な本」になることでしょう。
祖父母の家にあって、帰省の度に引っ張りだして読んでた本と同じ香りがする。

この本を3人で愛でたことによりめでたく乙女会としての体をなし、めでたく解散。
またすぐ次回ねー。


8.24.2009

阿佐ヶ谷にて

阿佐ヶ谷で、あしのなかゆび、と、々(おどりじ、だそう)
のライブ。

あたたかくてたのしくて気持ちよかった。
みんな仲よさそうでいいなあ。

あしのなかゆびのえみちゃんは、
声から何かいいものが出てるに違いない。
動いている全体でもかっこいいので、唄ってるのを前にすると、惚れてしまいそう。

々、ははじめて聴いたけれど、すごくいい曲で青春な気持ちになった。

場所もすてきで、ピアノがすごいやつらしい、木目でかっこよかった。
カルピス牛乳があった。一昨日もお好み焼きやでカルピスのんだ。
カルピスひとびん買おうかな、去り行く夏をおしむのだ。

そうそう、昨夜は5時間半睡眠。6時間というのは平日はむずかしいなあ。
と時間にこだわって、また毛が抜けたら間抜けです。





8.23.2009

二子に進路をとれ


今日は7時間ねた。
そして、早くもというか、それより以前の要因に寄るにきまってるけれど、毛が生えてきた模様!
今のうちにはげの記念写真を一枚撮っておこうと思います。
と俄然呑気。
いやー、しあわせだ。発毛の喜び!

昨夜は多摩川の花火をみに、川沿いを自転車で。
川沿いのてっぺんをみんなが同じ方向に歩いたり、自転車で向かう様子は、
ちょっと低い位置から見上げると、
巡礼、もしくはノアの方舟(適当)の影絵というかんじで、
もうそれだけでも花火いいなあと、よい風景。

途中程よい距離のところで草のかわらに敷物しいて観た。
家族連れが等間隔に敷物しいたりバーベキューセットな感じで場所をとって、
ゆったりみれる花火でよかった。

煙のにおいがしたとおもったら、頭の上からひらひら花火のかけらが落ちてきた!

帰り道は自転車と人が入り乱れでメッカと上海というかんじ。これまた適当。

8.22.2009

たくさん寝るのだ


はげをほんとに治さなきゃまずいという気分になり、
昨日からしっかり寝ることにした。

ヤフーの相談箱みたいなので、はげを治す為に、ということで、
4スクロール分ぐらい生活の心得みたいなのかいてる理容師さんがいたけど、
まあ、そこまでやるとなんだかあやしい合宿みたいなので、
とりあえず、そこにも書いてあった、
よく寝て、よくモノをかんで食べるという、両方私が苦手なことだけど、
両方どうころんでも体に良さそうなことを、
ちゃんとやってみようと思ったのだ。

昨夜はなんと10時には寝てた、起きたら8時。10時間はねすぎだけど、
それでも6時間は寝ることにした。毎日書こうかな。

ごはんは週末の朝ご飯が何より好きだ。
ゆっくり食べれるし、日の光があるし、メニューも楽しいから。
んで、先週今週と夫が作ってくれて大変に楽しい。
アイスコーヒーがなみなみなのは、これだけ私が淹れたせい。

たくさん寝るだの、朝ごはんを作ってもらうだの、
なんだか罰があたりそうだけれども。

8.21.2009

冬がとおくに

寒いのに弱いので冬は大嫌いなのだけれど、数えてみると、四季といいつつ、
均等じゃなくて、
冬が一番長い気がするので、冬が楽しくなれば人生かなりよいかんじになるにちがいない。

「梅雨を楽しく」って書いて、長靴売ってたりするけど、
いやいや、「冬を楽しく」の方が、響くと思う。

そんで、今年の冬はこれがあるからきっとちょっと楽しい。
前はたらいてたところで注文してたコートを受け取った。
身頃がバーバリーのコート、袖が古着のニット。
めちゃめちゃかわいい。
フードが顔回りをつつむ感じって良い。

寒がりなのにろくなコートが毎年なかったけれども、
今年は、これと、あとsneeuwのコートのサンプルも、
きっとその頃には着れるようになっていることでしょう。
(自分の営業活動次第)
今年の冬はお出かけが楽しい予感。

洋服の仕事なのに、これ買っちゃいました的な、おしゃれブログ的な、ことを書いてないので、たまには買い物自慢。


昨日のその後

・不動産屋の張り紙をなんとなくみてたら、昨日の団地が売りに出てた。
900万円代だった、安い。そんで筑40年超えてた、古い。間取りが3K、Lは?

・スポーツクラブ休みだと思ってたけど、夏期休暇の振替で開いてたと今日気づいた。
ちょっと無念。

・いわしは梅煮にしたらやわらくおいしかった。夫も、たぶん、気に入ってた、かな。
それにやってみれば下処理も簡単だった。
これからは、こまめに買い物行けるようになる予定なので、その日買った魚をその日食べるみたいなサザエさんみたいな暮らしをしてもよいかなと思った。
その日穫った魚を、にするとギャートルズみたいだ。や、あれはマンモスか。

8.20.2009

ひとり打ち上げ

小さく一仕事終えたので、
(今のところ、私がいちばん頭をしぼるのは、パターンを工場に出すとき。
なんだかいつも燃えかすのようになる。パタンナーのひとは偉いな。)
おめでとう、と、今日はスポーツクラブも休みだし、
ちょっと歩いてもいいよね、と
近所を買い物がてらひとまわり。
お気に入りのやすやすスーパーは小高い丘と言うかちょっとした山の上にあるので、
結構歩きがいがあるのだ。


さわやかな気持ちなのでなんでもきれいに見える。
この階段、中学生のときに使いたかったなあ、
と勝手に話を作りそうになったり、
好きな団地の棟の番号にみとれたりしながら、
歩く。

団地はなんともいえずいい。
どこでも一緒、誰が住んでても一緒のあの空気。
小さい頃からずっと2、3年おきに引っ越してたから、
ふるさとがないのだけれど、
たいてい社宅住まいだったから、そういう建物の公約数的なかんじもあって、
こういうのが好きなのかもしれない。
でも、もう、停まってる自転車が少なかったりして、人の気配もあまりないようで、
こういうのもあと10年ぐらいしたらなくなっちゃうのかも。
わたしのふるさとよ。

ちょっと余裕の気持ちなので、まるままのいわしを買ってみたり
(うちは夫が魚が得意でないのもあって魚は干物ぐらいしかかわない。)
マウンテンミント
(茎が木っぽくてかわいい花が咲いてる)
というのがかわいかったので買ってみたり。
たのしいな。

さて、また次のおしごとがんばりましょう。







こんなのが駅の横にあるの。

8.19.2009

雄花雌花問題

ゴーヤがやっとこさ、実をつけて、一個昨日食べた。
ちゃんと苦くて、ちゃんとゴーヤチャンプルー。

それは大変によいことなのだけれど、
いかんせん実の数が少ない、今のところあと2個はなるかなと思うけれど、
もう葉っぱは枯れかけちゃってて、それ以上はあやういかんじ。

雄花ばかり咲くのです。
実がならぬので、受粉したげればよいかと思って、花粉をつけてまわってたのだけれど、
調べたら全部雄花だった!ごめんね、雄花。

雌花を増やす方法知ってる方いたらおしえてください。

って、ネットでいらぬことは調べるけど、大事なとはなかなか調べない。
大事なことがゴーヤかよ、という気もするけど。



蝶と車ってなんだかかっこいい。

8.18.2009

かわいいもの解禁

20代なかばぐらいから、インテリアはストイックに、と思って、
なーんも置いてなかったのだけれども、
今年ぐらいから、
やせ我慢せずに、かわいかったり風合いがあったりするものも
置いちゃえばー、と、いう気持ちになり、
(作る服の変化と同期してる気がする)
先日、gallery concealで、こんなかわいいらしいものまで買ってしまった。
micaという作家のひとの。
小ささと、風合いと、柄がなんともぎゅんぎゅんと心をつかむなあ。

鳥ってなんかよいよな、なんだろう、頭の小さいかんじとか、
丸さとか。
まあ、鳥にもいろいろあるけれども。
七面鳥の顔だけはたぶん、無理だなあ、
小学校のとき飼育小屋の真ん中にじんどって、あんな恐ろしいものはないと思った。
マントヒヒの顔をみたときの衝撃に似ている。

そうそう、cocealでインコのピコピコさんと1ヶ月ぶりの再会。
なんだか夏毛になって、色が変わってこじんまりとしていたけれども、
あいかわらず人懐っこく、元気で良かった、展示会中触りすぎて具合悪くさせてないかと
ちょっと心配だったのだ。

8.16.2009

まるカフェへ


おともだちのほしさんが、初台でカフェをはじめた。
ひとりで、料理も、接客もする、小さなお店。

初台ってなんだかモダーンな印象だったけど、いやいやしらなんだ、
いい感じの商店街が広がる、なつかしいかんじの街だった。

そのなかで、新しくおしゃれなんだけど、ちゃんと街になじんでるお店。
すみずみまでほしさんのこだわりがあって、
座ってキョキョロして、あれこれ見つけてはたのしい。
一番ぐっときたのはメニューかなあ、ほしさんのコラージュ。

メニューはデザートがたくさん、チーズケーキとプリンをえらぶ。
チーズケーキはフワフワとしっとりなのが2層。
プリンはコーヒー味で、それぞれ食べたことなくてなおかつおいしい。
レジ横にも焼き菓子がずらりとならんで、
どれもほしさんの手作り。

全体的にベトナム風で、ごはんはフォーとか、バインミーってバゲットサンドとか。
フォーのあったかいのと冷たいのをたのんだ。
おいしいいろいろが入って、味わい深く、口当たりはつるつる。
うまいうまいとスープたくさん飲んじゃった。

お店を出たら、窓が小さく明々としていて、あの中にかわいいものとおいしいものが
ぎゅっとあるんだなあと思うと、よい気持ちがぎゅ−っと湧いてきた。
気持ちの入った場所って、ひとを惹き付けるなあ。

まるカフェ
渋谷区初台1-11-12
初台駅南口、商店街のセブンイレブンを右に少し入ったところ











8.11.2009

くすりをば

私の20円はげは、
その後成長を続け、もはや500円×2で、1000円だね、
というかんじで、
まあ、それ以上は広がってないのだけれど、縮まってはおらず、
ついに薬を塗ってみることに。

緑色で、なんだか薬っぽいよいにおい。
ケミカルなもの結構すきだなあ、飲み物でもdakara的なもの好きだし。

しかし、どういう仕組みでこれで毛が生えるのか、
(これはいわゆる男性ホルモン的にはげちゃうひとには効くのかしら、効かないんだろうなあ、効いたらみんな塗るよね)
不思議な気もするけど、なにもしないよりかいいかなと思うので、
朝晩、塗った後の指先のにおいを楽しみながら塗って行ってみようと思います。
生えてきたら報告。


8.10.2009

コインランドリー

スポーツクラブの夏休みが終わって、早速連日通っている。

展示会中はもちろん、終わったあとも、なんだか生活が落ち着かず行けず、
そうこうしてるうちにあちらがお休みということで、
なんだかんだ1ヶ月弱ろくに通えず、
悲しかったのだ。

私はつくづく小さい人間で、
こういうのが出来ないだけで、なんだかちょっといらっとしてしまうし、
通えれば、すごく満足。

家のアイロン掛けとか掃除も、出来てればすごく満足で、できないとすごくいや。
中間はないのか?

それはともかく、
スポーツクラブは、駅からいくと家と反対方向にあるので、
スポーツクラブに通っているときだけ見える景色というのがあって、
この道にはなぜだかコインランドリーが多い。

コインランドリーはなんとなく好き。
今は用がないけど、
大学の頃とか、メンズで買ったけどどうしても着たい服を縮めたくて
延々と乾燥機にかけたりしていた。
(そうして、たいがい、そんなに縮まない。)
あの、待つ感じが、いいなあ、と思う。
座って、本読んでみたりぼうとしてみたり、
上述のとおり、普段、ちょこまかしてるので、
どうどうとゆっくりしていいというのがいいのかなあ。
あと、あのちょっと昔っぽいような、ちょっとだけ荒れたような
(どちらも、今使っている人に失礼かもしれないけど)
雰囲気がなんだか、味わい深いなあと思うのだ。
あ、あとにおいも好き。
あれは「ソフター」のにおい、と何かで読んだ。


今日もコインランドリーの色あせた看板を眺めながら歩いていたら、
妙に切ないかわいい顔をした犬がつながれていた。
かわいいなあと写真を撮ろうとしたら、
後ろでおばさま二人が、
「あれ、なになにさんとこの犬よね」
「そうねえ」
「どうしたのかしら、あんなとこほっぽって」
と、犬の身元が知れていて、それに感心しながら、背中に視線を感じながら、一枚。







8.09.2009

住んだつもりで


今度は大磯。

ライブのピーエーをする夫たちにくっついて、
早朝、まさに帰省ラッシュ、な、上でヘリコプターぶんぶんの東名をぬけて。

大磯と言えばロングビーチ、と思ってしまうけど
田んぼの真ん中。
たっぷり暇な時間が出来たので、わからないままに歩き続ける。
日が良いのか、場所が良いのか、なんでもくっきり、青色と緑色がきれいで、
今年の夏休みはたぶんこれが最後なんだけど、それにふさわしい。

おなかがすいたのでちょっと街の香りを求めてあるくけれども、
はじめて出会った食料品店はレジ横の月餅5個とも、賞味期限が1週間前だった。
1ヶ月ぐらい日持ちするというパンを買う。(大磯まで来て!)
それから出会うお店もそういう雰囲気で、私はおもしろいけど、
住んだつもりになって歩いてみると、ちょっとぼんやりしてしまいそうな。
人にもあんまり会わないし、みんなどこにいくのかなあ。
そういうのは大きなお世話だけれども、引っ越し回数13回の自分としては、
もしかしたら、こういうとこに住んだら、と結構想像しがち。

楽しかったのは街の図書館で、
ここだけ、新しくて、新しいせいか、小さいせいか、
置いてあるのが、いかにもベストセラーというかんじの本ばかりで、
猫村さんまであり、なかなか軟派。
そんななんだけど、おじいさんとおばあさんが一人ずつしかいなくて、
その落差にちょっと笑ってしまう。
住人のふりして(じゃなくてもいいんだろうけど)
ぐるぐるまわり、去年の芥川賞のかわいい女の人が書いた本を選んで読んでみる。
ちょっと口調が町田康みたいだけど、書いてることは女度100%というかんじで、
胸焼けのちょっと手前ぐらいで結構好きかなあ。

ゼンリンの地図を見て、そのあたりの地理をようやく理解し、
そのあと、こんどはちょっと良い感じのパン屋さんをみつけ、バスの乗り方も教えてもらって、
パンを食べながらバスを待つ。

よその街の図書館めぐり、という趣味もよいかもね。











8.08.2009

一年に一回はoasis

えいえもんまいちゃんと鎌倉と葉山にゆく。
展示会の前から決めていて、ほんとに楽しみにしてた日。

鎌倉で行きたかったお店が軒並みなぜか木曜定休だったけれど、
(食にこだわりのない私がめずらしく異様に執着しているのは、
その日しまっていた蕎麦やさんの冷やしたぬき)
その分普段あんまいかないとこ歩け
何度かチャレンジしていけなかった、nuinui 1stって、
おしゃれおばちゃまの手縫いの洋服屋さんに行けたのはほんとによかった。
あのおばちゃまはただ者ではないと思う。ほんとにセンスよいのだから。
パタゴニアの近くの小さな市場の隅っこにあります。

そうして、電車とバスを乗り継いで葉山へ。
葉山はほんといい、葉山にハンズとオカダヤと大きな本屋があれば、移住したい。

ガレージをお店にするのがよいね!と、モノを作って売ってる女子二人の意見が一致。



お昼食べたパン屋さんにはおそろしくかわいいツバメのひな。

そうしてしめは、一年に一回は行きたい、森戸海岸のoasis。

その前に、31才、もしかして最後かもしれないビキニでちょっと夕方っぽい海につきすすみ、
女子2人で波にもみくちゃにされ、私はロッカーの鍵を流した。
でもあの波と遊ぶ感じはほんとに好きだな。

oasisは楽しすぎるので、いつも、世界が全部こんなだったらいいのに、つい思ってしまう。
そういう、いいところだ。
ライブの日だったのだけれど、
最後、なんと永積タカシと原田郁子が登場。
(ちなみに、その少し前にちょうど夫登場。よかった。)
はしゃぎすぎて、
たぶんそのせいで、すごいハナレグミファンと思われたのか、
曲名を隣の人から聴かれたけど、名前までは覚えてないんだなあ。
でも大好きだ。
永積タカシは見るたびに好きになる、声も、人もすてきすぎる。

だいぶん飛び跳ね、そして普段よりだいぶ飲んでたので、
その日のうちに二日酔いになった。


存分に楽しんだよ。ありがとね、まいちゃん。

8.05.2009

ゴーヤはいいにおい


冬物をしまう話のつづき

場所の関係上、代わりに、何かを出さなきゃいけないのだけど、
夏物は基本的に年中着てるので、もう出てて、
しょうがないので、
「今年の夏は1回ぐらい着るかもね」
とずーっと持っているなんだか派手な服を出す。
(これでもフリマで大量にさばいたりしてるのだけれども、まだ、ある)
古着屋で買ったやつとか、なんか変なのいろいろ。

家の押し入れが残念なことに、カビ臭いので(いちおう対策はしてるんだけれども)
陰干し。
したらば、派手なのがならんで、ずいぶんと、猥雑な感じに。
恥ずかしいような、おもしろいような。
これがあなたの深層心理です、とか言われたらおこると思うけど。


生地を発注すると、それぞれの生地がいろんな工場からいろんな運送業者で届くので、
受け取るのが大変。
がんばって、早く家に帰ったら、まだ業者が来てないので、
そうだ、こういうときは庭だね、と、
水を撒いたり植え替えたり。
ゴーヤが、かまってやれない間に自由に伸び、
3兄弟の兄ばかりがのびて微妙だったけれど、もはやどれが兄だか弟だか
わからないので、これでよし、となんだかよくできたお話のようなかんじに。
このゴーヤは虫に人気で、毎朝大きなハチが来てるし、
さっきみたら、カナブンとカマキリがいた。
たしかになんかいいにおいがするのだ。
ゴーヤがいいにおいなんて知らなかった。






8.04.2009

Vネック

昨日の晴れ間を利用して、やっとこさ冬物のニットを洗って(なんでもエマールで洗えると思っている)しまった。
もう秋冬物売ってるというのに。

その内訳、
Vネックのセーター7枚、
Vネックのカーディガン3枚。

Vネック好きすぎ。

展示会でVネックのニットを作って、(相対的に)人気で嬉しかったのだけれど、
メンズ希望もあって、
でも、やりとりのなかで、
メンズのVネックというのの、微妙な立ち位置に気づく。
ちょっと間違えるとどうもやらしいみたい。
そういえば、名作ドラマ「未来講師めぐる」(クドカン!)でも「Vネック」と星野源が虐げられていた。
衿無しで着ると微妙なんだろうなあ。

私はタンクトップが好きで、夏は毎日といってもいいぐらい着てるけれど、
これも男子においてはたぶん、微妙アイテムで、(しながわしょうじとか)
ああ、女子で良かったなあ。
いや、女子でも微妙なのかな、30代、女子じゃないな、女、のタンクトップ、どうかしら。

なんだか、近頃、一日が終わる頃にはヘトヘトで、ますますばかな文章。

なにげに携帯で撮った写真のほうが好きかも、広角万歳。




仕事調子良い日

近頃はいい調子でsneeuwの仕事がすすみます、自分で縫う量産もはじめた。

午前中はひとり、品質表示勉強会。
あれです、服の裏っかわについてる、綿100%とか手洗いとか書いてる、あれを作るのです。

いっこわかんないことがあって、なんとか相談室みたいなところに電話して、
質問するときに、「例えば、カットソーとかで・・・」っていったら、
相手が無言なので、あれ?と思ったら、「カットソーってなんでしたっけ」って。
まあ、たしかにカットソーは生地のことでそういう服はただしくは、ないのかもしれない、けど、えー、
と思ったけど、しょうがないので「例えば、じゃあ、ブラウスで・・」と言い換えたらすぐ通じた。
電話の向こうがどんな職場なのかきになるー。

そんなこんなで無事タグの注文もできた。いっこ成長。

午後は、とある事情で切実に必要な生地があって、
初、神田の生地屋進出。
結局希望のものはなかったけれど、新しい世界、
まあ、かけて、と椅子を勧められて、ふと後ろの棚の記事をみたら、
メーター1万5千円とかの生地が、きれいにおさまっていて。
ああいう生地でスーツをあつらえるおじさま、とか、ひとりぐらいはお友達になってみたい。
お店のおじさまも素敵だった。
買わなくてごめんなさい。

その後、日暮里で、ふと初めて入ったわびしげな店で、
ものすごくぴったりなものをみつけて、首の皮一枚でつながったっていうのか、助かった。
どうも、私は運だけで今まで来れてるような気がする。
今日も、山手線でねむりこけてたら、なんでか隣の人が降りたい駅で起こしてくれた。
なんでわかったんだ?




自分で、製品に使った糸の寒色っぷりにびっくりした。

8.01.2009

eart

eartのライブ。
代官山のゆったりしたところでワンマンで、ずっと楽しみにしてた。

展示会を終えて以来、ライブとか展示というのを今まで以上に
大事に見たいなあという気持ちなので、なおさら。

演奏が始まった瞬間、店中に、ものすごく、陽、な
雰囲気が一気に広がった。
あれはすごかった。
自然に笑顔になっちゃう感じで、
音と、姿、が、渾然一体となって、気持ちを動かしてくる感じ。

ボーカルのかおるちゃんはsuphyでも唄ってて、そのときは、月、
eartのときは、太陽、というかんじで、どちらでも違うかたちの華があって、
人に唄をきかせるべくしてうまれてきた人、と思う、とかいたらなんだか大げさかしら、でもそう思う。

ライブのはじめに出てた松井優子さんも、私のなくなりそうな乙女心を呼び戻してくるラブリーさだった。

たのしかったなあ。


たなけがやっぱりぶれる。


ギターのせきぐちくんのvusikのあたらしいCDもすごーくよかった、
なんて素敵夫婦。

花束を渡しに行ったら、
かおるちゃん、sneeuwの紹介をしてくれて、恐縮、感謝、恐縮。