呪縛？

昨日のネックレス。

太めのチェーンに、たぶん石で出来たリングが通ってる。

簡単なつくりだけど、素材の選択がいいなあ。

くそう。

と、これは、A.P.C.ので、

おそらく、私ぐらいの年齢だとすごくこのブランドの呪縛というのが

強かったりしないかしら。どうかしら。

なんでもないようだけど、A.P.C.だし、なんかいいんじゃないだろうか！という。

（このネックレスはちゃんと可愛いと思うけど）

予備校の時、おしゃれさんが、超普通のスニーカーに限りなく近いものを履いてて、

A.P.C.なんだ、え、そんなするの、高いなあ、でもかっこいいかも、

とかそんな会話をしてたなあ。

服を作るようになって、変わった服じゃないと興味が持てなくなって、

つまらない服に思えた頃があって、しばらく見てなかったけれど、

最近はまたいいなあと思ようになった。

普通だけどなんかいい、の「なんか」は気のせいじゃなくてほんとにそうだったみたい。

（でも、生地とか縫製はどうかな、と、そこには気づくようになったわ。）

私も、変わったものが作りたいわけじゃなくて、

ただ、「いい」ものが作りたいなあ、

そして、「新しい」ノットイコール「変わってる」、じゃないしなあ、

私が新たに作る意味があるものってなんだろう、

と私の脳みそはその辺をうろちょろしている。